MGCエージレス株式会社


社会に貢献
将来の自動化を見据えて造られた工場で、品質・安全管理が徹底されていました。例えば、工場内に虫が侵入してこないように会社周辺にはどんな虫が生息しているのかを調べて対策していたり、お客様への品質証明のために製造工程を365日録画しているなど、驚きの連続でした。また、マニュアル遵守については、窓の外にいる工場長の説明通りに工場内の作業が進んでいく様子は、動く紙芝居を見ているようでした。
工場長に聞きました
- 御社の魅力は何ですか。また、誇りに思うところを教えてください。
魅力は、B to B(企業間取引)の仕事でありながら消費者として製品に接する機会が多いため、やりがいを感じやすいことです。誇りに思うところは、人を成長させる会社であり、将来どこの部署に行っても貢献できる人材に育てることも重視しています。社風をつくるのは従業員という考えのもとに、リーダーからメンバーに積極的にコミュニケーションを図る習慣があり、活気のある職場環境です。
- 製造業ならではの面白さ、やりがいを教えてください。
- 生活の中の不便さに対していろいろな改善案を模索し、そのアイデアが形になること、また、自分が関わったものが日本国内はもとより、世界各国で使われていくという体験は何よりの喜びであり、製造業ならではの面白さです。
- どのような人材が必要ですか。また、若い人材に期待していることは何ですか。
- 自分で考えることができる人材、自分たちで会社をよくしていこう、自分たちのために会社を育てようと考えてほしいです。
若手社員に聞きました
- 仕事をしていく上で気を付けていることや、リフレッシュ方法を教えてください。
- 従業員同士のコミュニケーションをしっかりとることです。仕事上、年上の人にも指示を出す必要があるため話し方・言葉遣いには気を付けています。仕事で行き詰まったときは、会社の仲間に相談します。また、趣味のフットサルやゲームでリフレッシュしています。
- 入社前と入社後のギャップはありましたか。
- 交替制ではないため夕方には帰れます。土日は休みという学校とほとんど変わらない生活なので、生活習慣が乱れることなく、特に大きなギャップはなかったです。
- 働いているからこそ自慢できることは何ですか。
- 友人が働く会社で自社製品が使われていたり、日常生活の中でみんながよく食べる商品に一緒に使われていたりすることです。


取材後の感想
- 福島大学 霜山さん
- 従業員が自ら日々の作業における不便な点について、より便利な方法を考え、提案できる会社の仕組みが印象的です。「だれでも会社の仕組みをより良い方向に変えられる機会」があることは従業員のモチベーション向上につながっていると感じました。そして業界トップに居続けられる理由が工場見学とインタビューから分かりました。
- 福島大学 高原さん
- とてもきれいな広い工場で、従業員の方たちの仲も良く、すれ違うたびにあいさつをきちんとしているところに社内の雰囲気の良さと働きやすい環境であることが伝わってきました。工場長による工場案内は、「商品にかける熱い思い」と「従業員のそれにこたえる丁寧な作業」を見ることができ、組織としてのまとまりを感じました。
(2019年9月現在)