東洋システム株式会社


企業をつくりたい
仕事でつらいことはもちろんあるが、それよりも達成感や喜びのほうが強いというお話がとても驚きでした。イベントで地域の方と触れ合うことができたり、若いうちからリーダーの役割をやらせてもらえるなど、この会社ならではの魅力だと感じました。また、社員も社員の家族もみな「家族」という考えから、会社として大量の災害用備蓄を行っているという話を聞いて、大震災を経験した福島ならではだと思いました。
総務部長に聞きました
- エネルギー産業は今後どのようになっていくと思いますか。
エネルギーの中で電池というのはとても重要なデバイスです。IoTやAIが進む中で電池の性能はさらに上がっていきます。そして、ノーベル化学賞を受賞された吉野氏が仰っていたように、電池は、将来持続可能な社会を実現するための中心的な役割を担っていくものであり、世の中はもっと豊かになっていくと思います。
- 管理職として苦労した点や、やりがいは何ですか
- 振り返るとすごく苦労したと思うことはありません。もちろん多少の苦労はありましたが、達成感の方が大きく、今の自分の自信に繋がっていると感じます。
- 若者を育てられる企業とはどのような企業だと考えていますか。
- 若者を育てられる企業とは、若者を育てるという風潮が会社全体にいきわたっている企業のことです。管理職の側からその風潮をつくりあげることで、従業員も上下関係なく気軽に話せる雰囲気が作られ、若者がいろいろなことに積極的に挑戦できるようになると考えています。
若手社員に聞きました
- 御社で働く魅力を教えてください。
- とてもやりがいがあります。 地域住民と交流するイベントもたくさん実施しており、計画から実行まで社員がすべて行っています。若手のうちからリーダーのような役割につかせてもらえるので、自分たちの立場を理解しつつ、全体の流れを把握する力をつけられます。
- 仕事がつらいと感じるのはどんなときですか。また、どう乗り越えていますか。
- 仕事で失敗したときはつらいと感じます。でもその失敗を分析・改善していくことで、乗り越え、また自身の成長に繋げることができます。
- これから就職する学生たちに向けて何か伝えたいことはありますか。
- 社会に出たらチャレンジ精神はとても大事になるので、なんでも挑戦して自らの強みを見つけてほしいと思います。また、いろんな人とコミュニケーションを取っていると、今後に生きてきます。


取材後の感想
- 福島大学 齋藤さん
- 一般的な工場に多く見られる製造ラインを設けずに二次電池の評価装置を作っていることに驚きました。この仕組みが、顧客1人1人のより深いニーズに応えていくポイントだと思いました。また、社員1人1人が役職・男女関係なく和気あいあいとしていて、風通しの良い環境は効率の良い仕事を生み出す鍵だと感じました。
- 福島大学 高原さん
- いろいろなところに社長のこだわりや思いがつまっていてそれがしっかりと社員の方々にも受け継がれていることを感じました。会社の経営方針である “和進” の心を常に持ち、社員を家族のように考える東洋システム株式会社のみなさんは、男女関係なく仕事への熱い思いを持ち、笑顔が自然と出てしまう雰囲気がとても印象的でした。
(2019年9月現在)