ふくしまWORKナビ高校生・大学生のための企業ガイドブック2022

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福島市
農林(外食・レストラン・フードサービス)

有限会社まるせい果樹園

福島が誇る「もも」をはじめとした、豊富な種類のくだものを生産・販売。 旬の新鮮なくだものを全国のお客様へ届けています。

企業データ

設立 2001年(平成13年)
代表 代表 佐藤 清一
資本金 300万円
従業員数 15人
認証関係 ASIAGAP認証取得
所在地 〒960-0231 福島県福島市飯坂町平野字森前50-1
TEL 024-541-4465
ウェブサイト https://www.maruseifukushima.com/

こんな人におすすめ

  • 果物が大好きな方
  • 「果物栽培をやってみたい!」というやる気がある方
  • 探求心を持って作業できる方
  • 変化を恐れず新たな可能性に挑戦できる方

Appeal Point

愛情込めた果物栽培で人々を笑顔に

  • ASIAGAPの認証を受け、大手スーパーとも継続的に取引をしています。

  • 果樹園の面積は約9ヘクタールで、東京ドーム2つ分の広さです。全体の半分弱は桃が占めています。

  • カフェ「森のガーデン」では、当園で収穫した果物を使ったスイーツを提供しています。果物の栽培・収穫からデザート作りまで、すべて社員の手で行っています。

  • 多品目栽培によって6月~11月まで果物を収穫。1品目に集中するよりもリスク分散につながっています。

代表メッセージ

福島でも数少ない「GAP認証」農場として、経営拡大を目指す!

代表 佐藤 清一
心休まる果樹園を目指して

当社は果物専業の農業法人で、1年を通して果物の栽培・収穫・管理・販売業務などを行っています。福島は寒い地域の果物も、温かい地域の果物も収穫できる地域です。1つの品目に絞って栽培する農家も多いなか、当社では名産である桃を中心に、サクランボ、リンゴ、柿、梨、ブドウなど多種多様な果物を扱っています。それぞれ旬の時期が異なるため、6月~11月と長期にわたる収穫が可能であり、来園したお客様にさまざまな果物を楽しんでいただいています。 おいしい果物を作るために一番大切なのは“愛情”です。特に果樹農業は米や野菜と違って機械化が難しく、完熟度を見極めながら1つ1つ人の手で収穫しなければなりません。社員一同「お客様の笑顔が見たい」という一心で、愛情を込めて果物栽培に向き合っています。 当社が目指すのは、「果物を買う果樹園」ではなく、気軽に足を運んでもらえて心が休まる「公園のような果樹園」。また、食に関するテーマパークのような存在になりたいと思っています。おいしい果物を味わい、人との触れ合いを楽しみながら「福島っていいところだな」と感じてもらえる場にしていきたいですね。

自分の手で果物を育てる喜びを体感

近年、若者の“果物離れ”が深刻で、果樹農業に対する危機感が高まっています。そこで直売所やネット販売、果物狩りに加えて、数年前から力を入れているのが、カフェ「森のガーデン」の運営です。スイーツなら気軽に果物を楽しんでもらえるのではと思い、当園で収穫した果物を贅沢に使用したパフェなどを提供しています。スイーツは社員自らが作っており、自分で育てた果物を自分の手でお客様に提供する喜びを感じられるのが魅力です。 業務内容は、栽培・収穫・管理・デザート加工・接客販売など多岐にわたります。果物ごとに栽培方法も異なるため覚えることはたくさんあります。しかし、さまざまな業務に挑戦できる職場でもありますので、果物の成長に感動しながら、仕事を楽しんでもらえたら幸いです。 まるせい果樹園は100年以上の歴史を積み重ねてきました。栽培や直売所、カフェを含めて今の状態で完成ではなく、これからも変化を恐れずに挑戦し続けたいと思っています。

社員の笑顔あふれる職場を目指し

東日本大震災の後は農家をやめようと考えたこともありましたが、「もうこれ以上のどん底に落ちることはない」という思いで仲間と共に前に進んできました。まずは、消費者の皆様に安心して果物を楽しんでもらえるよう、食品の安全性を示す指標となるASIAGAPの認証に挑戦。当時の福島ではハードルが高いと思われたなか、100以上の厳しい項目をクリアし、現在は大手スーパーさんとも取引しています。またASIAGAPでは労働の安全性も問われます。特に収穫の際ははしごを使った高所作業が多いため訓練を徹底し、大きな怪我なく作業を行っています。 農業と言うと地味なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、栽培から販売までさまざまなことに挑戦する私たちの姿を見て「農業っていいな」と思う若い方が増えたら嬉しいです。お客様だけでなく社員の笑顔もあふれる果樹園になるよう、これからも「ここで働いてよかった」と思える職場作りを目指していきます。

社員インタビュー

ただ作業をするのではなく、どうしたら喜んでもらえるかを考えなければいけない仕事ですが、その分やりがいが大きいです。

スタッフ 西方 莉奈さん
福島県福島市 県内の高校卒 入社2年目
質問 1 入社のきっかけを教えてください

もともとはアルバイトとして勤務していましたが、社長から「社員にならないか」と声を掛けていただき正式に入社しました。アルバイトの頃から仕事が楽しいと感じていたので、社員になれてとても嬉しいです。

質問 2 現在の仕事内容

アルバイト期間を含めると、約1年半ほど働いています。メインの仕事は畑での収穫作業です。また、上司のサポートを受けながら選定や管理業務にも携わっています。

質問 3 仕事において大変なことはなんでしょうか

外での仕事が多く、気温の高い夏場や雪の降る冬場の作業は大変です。特に桃の時期はシルバーシートを地面に敷いて桃に色を付けるため、照り返しがとても暑いですね。また、果物の完熟度を見極めて収穫しなければならないので、日々経験を積んでいます。

質問 4 仕事をしていて嬉しかったこと・エピソードを教えてください

上司からの細かな気遣いが多いと感じています。特に作業が終了するたび、社長が毎回「ありがとう」と声を掛けてくれることが、とても嬉しいです。

質問 5 先輩から言われた心に残っている言葉・エピソードを教えてください

社長は常に「仕事は人と人で成り立っている。ただ作業をするのではなく、どうしたら喜んでもらえるかを考えなければいけない」と話しており、胸に残っています。自分自身もその点を意識しながら仕事に取り組んでいます。

About me

ジャニーズが大好きで、よくライブやイベントに出かけています。 いつも仕事を頑張るパワーをもらっています!

休日は友だちと食事をしながら色々な話をすることが多いです。 お互いの誕生日を祝ったりして、楽しい思い出をたくさん作っています。

社員インタビュー

お客様が果物を食べて笑顔で「おいしい」と言ってくれることが何より嬉しい。

スタッフ 佐藤 優さん
福島県福島市 県外の大学卒 入社2年目
質問 1 入社のきっかけを教えてください

当園は私の実家でもあります。一時は埼玉で保険の営業をしていましたが、幼い頃から親が果樹園で働く姿を見てきたこともあり、再び福島に戻ってきました。

質問 2 現在の仕事内容

果物の収穫がメインの仕事ですが、農薬散布や選定作業も行っています。就労時間は時期によって異なり、基本は8:00~17:00の勤務です。収穫が忙しくなる時期は5:30~18:30くらいまで働いています。特に福島の名産である桃の収穫期は一番忙しいですね。10月~11月頃から冬場は比較的落ち着いている印象です。

質問 3 仕事において大変なことはなんでしょうか

果物の収穫はすべて人の手で行うため、経験が物を言います。同じ品種でも場所によって熟度が変わるため、見極めが難しく大変です。

質問 4 仕事をしていて嬉しかったこと・エピソードを教えてください

お客様が果物を食べて笑顔で「おいしい」と言ってくれることが何より嬉しいです。ネット販売においても、一度買ってくれたお客様が再び同じものを買ってくれたときにはやりがいを感じます。

質問 5 先輩から言われた心に残っている言葉・エピソードを教えてください

「ただ作るのではなく“おいしいもの”を作る」ということは常に言われています。この点を意識しているからこそ、お客様から「おいしい」と言ってもらえたときは、よりうれしく感じます。

About me

家族で野球が大好きです!この前はWBCの試合を見てきました。 みんなで大興奮の試合でした。

二人の子育てに奮闘中!親になって、改めて自分の親の偉大さを痛感する日々です。

気になるポイントをチェック

  • 充実の社内研修

    研修会や現場指導が充実しています。特に安全教育を徹底しており、作業事故のないよう訓練をしています。

  • 男女共に働きやすい環境

    男女共に快適に働ける職場環境の整備を進めています。

  • 長期休暇の取得

    年末年始には、年末年始休暇のほかに有給休暇を使用しながら10日ほどの長期休暇を設けています。

  • 資格取得補助

    フォークリフトや重機関係の資格、農業検定などの受験費用を補助し、スキルアップをサポ―トしています。